リサイクルDIY

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DIYのリサイクル

わたしのHP の総合タイトルは”リサイクル栽培・DIY”でリサイクルDIYも含めている。但し、リサイクルの意味を取り違えていればご容赦をお願いします

DIYではリサイクルが基本

端材で水槽台の柱に

ものづくりは楽しい。 材料と材料を組み合わせて部品を作り、さらに部品を組み合わせて全体を作る。材料には性能があり、部品にも性能がある。全体としても性能がある。
要するに性能の集合体である。

作った物の一部の損傷でも用途があれば損傷を補えば使える。用途は無くなっても、材料としての価値は残っている。
従って、部分に至るまで出来るだけ何時までも性能を有効に使い続けることが必要である。


材料リユースのタイミング

例えば、ベビーベッドは1年位の使用でその後は無用の長物である。用途が喪失しても出来るだけ大きな部分品として他に使用できないか考える。保管場所との関係で解体の大きさが決まる。
材木は経年劣化する。用途はあるが腐食など一部の不調で使用できなくなることがある。
殆どの場合注文も故障も突然なので、素早く在庫の材料を見て足らずは買い足すことになる。

DIYも繰り返し使用

”完成品の価値のみ”の脅威に晒されている。私が作ったものが故障すると直ぐに「捨てましょう」である。ほんの一部の故障にも拘らずである。元々、形が不細工なのかもしれないが、修理にどの程度の労力で済むか分からないからかもしれないが。

部材は再利用する

部材を所定の場所に置くのをを忘れると大変である。「これはこの辺りで2つに切ってくれると、燃えるゴミに出せるから」である。それこそ、”価値観の違い”である。「こんな物でも、使い道がるんやけど」と言って引き取る。昨今は自分自身の体を比喩して実感がこもる。



リサイクルDIYl 犬小屋

プランターケースから

ゴン太ハウス
ゴン太のウッディハウス

半丸太を使って山小屋風にした。在職中白馬保養所のウッディハウスに泊ったことがあった。屋根だけは掃除用に取り外すため、板にブリキ張りとした。 半丸太は後述するが、プランターケース3台を使った。
写真:私がゴン太を叱りつけたので小屋に逃げ込んだ。中でくるりと回れ右して5秒位様子を見て、耳を少し下げ、上目遣いでそろりと一歩踏み出したところ。


プランターケースは場所を取る

プランターケース

杉の間引き材を半分に割った材料は質量感があり、65型プランターを入れ、ガレージの上に4台並べると普通の草花が上等に見えたほどだった。
しかし、程なく限界が分かった。湿気に弱く直ぐに一部が腐り始めた。雨がかかる場所であり、乾いたらジャージャー水を掛けるので、柔らかい木はあまり乾燥できなかったようだった。それと質量感があるが矢張り場所を取ったので扱いにくいものだった。


犬小屋にリサイクル

4台のプランターケースの1台を残し、飼い始めた柴犬”ゴン太”のハウス作りに転用することにした。幸い、ゴン太のハウスはテラス屋根の下なので従来の様にジャージャー水を被ることはない。出来てみると豪華なウッディハウスとなった。


大きな邸宅

ウッディハウスが出来た当座、家族からもう一軒作ってペットショップに売りに行ったらどう?と言われて本気になりかけた。
少し大きめに作ってしまい、冬は極寒しか利用しなかったが少し寒かったのではないだろうか。

逃げ込む”自宅”>

入居当時は子犬で寂しそうだったが、成犬になるとハウスに見合ってきて、立派な芝犬に見えた。夜はほとんど利用せず、雷が鳴っても庭の流し台の下に隠れた。しかし、叱られると直ぐにハウスに逃げ込んだ。私のリタイヤと共に飼い始めたゴン太だったが、先年身罷った。



リサイクルDIYl 外縁

作業台から

昔の濡れ縁を復活

外縁

南に面するへやの掃き出しには昔は濡れ縁を作っていた。そこにテラスとしてコンクリートを打つことになり、工事の邪魔になって濡れ縁を一旦外した。そのままになっていたが、作業台の縮小で出てきた廃材が外縁を作るのに適していることに気づいた。作業中の外縁はここをご覧ください。


作業台を縮小

断捨離後の作業台

数種類のゴミの判別と集積場までの搬送墓内の持ち分である。私が不自由の身になる前に自分では使い物にならない物を置いて欲しくないのは分かる。でっかい作業台は1番のターゲットだった。長い日数をかけて3分の1を削った。大仕事だった。縮小の作業を毎日見ていた家内は終了後、断捨離の”だ”の字も言わなくなった。


陽だまりでうたた寝

気候の良いときにはぽかぽか温かい太陽を受けて,綿入れなど着込んで、こっくりこっくり転寝をするのもよさそうである。 家内は既に足ふきマットを置いている。急に庭から入る足の不衛生さに気付いた様である。
足ふきマットは丁度座布団のようで、休憩して座ると居心地が良い。じっと座るようになれば、ジイジになったということか。

作業台横に手すり

断捨離旋風をかけた家内の慧眼か、間もなく縮小した作業台の腹に手すりを付けて外縁と地面の上り下りは手すりを介してしか出来なくなった。即ちこの頃から手足に力が入らなくなってきたのだった。病院では”加齢”の診断だった。パーキンソン症候群の診断が下るのはまた数年を経なければならないが。



リサイクルDIYl ベビーフェンス

ベビーベッドから

ゲートで左右の壁を押す

ベビーフェンス
ベビーフェンス

赤ん坊ががそろそろハイハイしようという頃になって、娘から”ベビーベッドを持って帰って、代わりに階段が危ないからフェンスが要るのだけれど作ってくれる?”と言ってきた。全く知らない物だった。

調べてみると、逆ハの字型に上が開いたゲートを作り左右の壁に押し付けて安定させ扉を取り付けてあった。問題は多少しなる、柔らかみのある材料だった。基本的にはベビーベッドが余るので再利用を考えた。

左右の壁に等分で直線的な力で押し付けなければならない。


ベッド縦柱とステーでゲイト部作成

ベビーベッド
ベビーベッド

ベビーベッドは母親が腰かけておむつを交換できる様に基本的には強い松材を使用している。特に四隅の縦柱は床下に敷く3㎝×6㎝の「根太」という材料を使用していた。この根太を縦半分に割り、バネを弱くすることを思いついた。 (註、写真のベビーベッドはベビーフェンスにリサイクルしたものと同一ではない)


バネの強さと因果関係

ベビーフェンスは木の”しなり”を利用して固定しなければならなかった。数回の試作を行い、壁に掛かる圧力を確認して制作した。計4台のフェンスを製作したがばらつきが出て困った。木材そのものの性質が同一ではなく”癖”のようなものまで感じられた。

ゲートのツッパリを強くし過ぎるとと、扉が圧縮されて閉じられなくなる。 因果関係がありすぎて困った。フアフアした雲の上に乗っているようだった。

二階の設営に苦慮

二階のフェンスは手前に開くようにする。そのフェンスがゲート部と共に倒れたらと思うと”ゾッ”とした。何所も二階部の階段踊り場が広くはない。要するに、引きがないため、フェンスと赤ちゃんが一緒に階段を滑り落ちるかも知れないと思った。結果的には事故がなかったがつらかった。



リサイクルDIYl コリントゲーム機

作業台から

作業台のリサイクル

コリントゲーム
コリントゲーム

作業台を昔ほどは使わなくなったので、3分の1を縮小した。一部は外縁に使用したが、後ろ板に使用していたべニア板が残った。
べニア板を約70センチ四方使用して孫の遊具を作ることにした。桟木を購入して周囲を囲んだ。ホールはピンで囲んで三方向の周りを輪ゴムで囲んだ。

ビー玉がピンに弾んでどこに行くかわからない。一回一回行く場所が異なる。意外な展開もあったりして、結構面白い。


ホールや点数を勝手に変更

マイナーチェンジ
マイナーチェンジ

難しいホールから順に100点以下の点数を付けた。算数の勉強になればと思った。数日経つと変な場所数か所にホールが出来、超高得点が新たに付与されていた。きっと孫達数人の仕業だろう。算数は関係なくなった。


ビー玉の打ち出しは輪ゴム

動力部

輪ゴムの反発力を使ってビー玉を打ち出すようにした。ノブを引っ張って離すのであるが、引っ張り具合の目盛りを付けているのに、孫はいつも目いっぱい引っ張っている。
何時になれば引っ張り具合をコントロールし始めるか、様子を見ている。


ゴムの反発力

男の孫5歳と6歳には輪ゴム玉の銃の打ち出しを体験させている。ゴムの性質は面白く、おもちゃに利用しやすい。
”引っ張るから元に戻ろうとするのやで”と私は言っているが・・・

制作は小学五年生?

先年、孫の姉が4年生か5年生の時小型のコリントゲームを学校の工作で作って持って帰ってきた。
私自身の記憶では小学生の時に小釘を打ち込んで作った記憶がある。時代を経ても好まれるものは変わらないのだと思った。



リサイクルDIYl 花台

ベビーベッドをリサイクル

花台の2代目

実はベビーベッドからの花台はこれが2代目である。初代の花台は3段式で周囲をテトリスで飾った。ガレージの上に4台並べた。約5年目ごろから少しずつ傷んできて修理してきたが、十数年、修理で追いつかないので作り直した。
今度は周りにテトリス等付けないで2段式の簡易型に決めた。やはり重量を受ける部分は根太を従来通り使った。

旧花台の脚が腐る

調べてみると、花台のいたるところが腐っていたが、接地面の木質部が最もひどく腐っていた。65型プランターを置く台なので、水分に晒されて、腐りやすい。
ベビーベッドを分解して花台を製作する。古い花台で使える材料は使う。という事にした。問題は腐りに対する対策だった。

接地柱に靴をはかせる

コンクリートの足袋
コンクリート製の靴

簡単に腐らせないため、接地する木質部にコンクリート製の靴を取り付けることにした。コンクリート製の靴はペットボトルの底を切ってセメントを流し込んだ。中央には木質部への取り付け用に穴を明けるためにネジを差し込んでセメントを流した。ペットボトルの底は何れも凹んでおりビスの頭が隠れ安定して力を受けられると思った。木の柱の底には鬼目ナットを取り付けて靴の6ミリネジで固定した。


再生利用のコツ

ベッド部のベニヤ板を張り付けたままで使用すると、腐るもとになった。弱い材質を力の掛かる位置に取り付けたことが致命的になった。
一度腐りかけると力に耐えられなくなり、その部分が低くなる。雨水は低きに伝うものだからますます弱点の損失が大きくなる。

損傷部分が小さい内に対処すれば長く使用できるのだが・・・。

花台の骨材にリサイクル

実はこの花台にベビーベッドを使用したのは土台の骨材部分で、上部の棚板は2回目の使用である。即ち棚板は”胴縁”を使用してオーバー品質気味に製作して、2度目のお務めとなっている。この分では3回目もあるのではないかと思う。



リサイクルDIYl LED照明器具

蛍光灯をリサイクル

電気1/3

LED照明器具
LED照明器具

この蛍光灯器具は6畳に付けていた。20Wと30数Wのサークルランプが灯っていて約10Wのトランスが付いていたから、合計60W位の電気使用である。約5WのLED電球を4個使って20W位にした。大体三分の一の電気使用量になるので変更した。


蛍光灯器具からの変更

タングステン球から見ればかなりの良さがあったに違いないが、点灯まで時間がかかる、トランスに電気が要る、明るさが経年劣化する。等欠点もあった。要するに、写真のように、和風の飾りつけをした”器具”のリサイクルをした。

地震避難の階段灯

緊急時2階からの脱出のため階段照明は直ぐ点灯するタングステン電灯を使用していた。今回、LEDに変更した機会にセンサーを取り付けた。階段部に踏み込んだら同時に赤外線と明るさの感知で点灯するようにした。

蛍光灯の使用

当初、全照明器具LEDにと頑張っていたが、変更の手間と金のことを考えると、殆ど点灯させない器具までLEDに変更しなくてもよいのでは、と思い始めて、やや中途半端ではあるが、一応LED化を終了した。



リサイクルDIYl バスレフスピーカー

スピーカー・BOXをリサイクル

スピーカーは消耗品

バスレフスピーカー
バスレフスピーカー

バスレフ・フォンは後ろの壁掛け式にして使用していた。スピーカーは16㎝口径のフルレンジであった。
主として前置きの2スピーカーと加えて4スピーカーとしての使用だった。

コーンの劣化

長く使用しているとスピーカーコーンのエッジが劣化してウレタンが剥がれて下にボロボロ落ちて来た。気持ちが悪いので1年ぐらい使用を敬遠していた。

会社発行の社内報に不用品交換の欄があり、スピーカーの不用品が掲載されていたため早速応募して入手した。大変有り難かった。

スピーカーの交換

スピーカーボックスは従来通り使い、スピーカの取り付け用穴を回し引きノコで直径4㎝広げてフルレンジ20cm口径のスピーカーを付け替えた。予測した通り、音量を少し大きくすると音が割れるという事になった。
音道拡張など多少手を入れたりして対応して、現在、何とか実用には耐えている。

(写真:ボックスは16㎝用、スピーカーは20㎝口径、少し大きめに見える。)

ツイッター不使用

フルレンジスピーカーといえども高音部は苦手だろうと思い、ツイッターを取り付けた。
聞いてみると、2つの音響器がクロスオーバーするところが汚い感じがする。慣れの問題かと思って辛抱して見た。
ツイッターが安価だったので音質が悪いのかとも思ったりした。結局ツイッターの線を外して使用している。

リユース?

口径と音道を少し変えただけで、殆ど変わらないバスレフスピーカーボックスなので、リサイクルではなくてリユースの部類に入るかも知れない。